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幹細胞の研究
わたしたちの体はたくさんの種類の細胞からつくられていますが、それらの細胞を生み出すのが幹細胞と呼ばれる細胞です。
ひとことで幹細胞といっても、幹細胞にはたくさんの種類があります。
例えば、未分化性で大別するとES細胞や成体幹細胞、人工幹細胞のiPS細胞などがあります。
このうち、倫理的な問題をクリアできるといわれているのは、成体幹細胞とiPS細胞が代表的です。
成体幹細胞の中にもさまざまな種類の幹細胞がありますが、これを機能性で大別すると「間葉系幹細胞(MSC)」と呼ばれる幹細胞があります。
この間葉系幹細胞は、さまざまな系統の細胞に分化してくことができることが、最新の研究で明らかになってきています。
間葉系幹細胞は、細胞源(幹細胞を培養する元になる幹細胞)を採取する体の部位によって性質が異なってきます。
この部位によって、脂肪由来、臍帯由来、乳歯髄由来、骨髄由来などと由来で分けて呼ばれるようになります。
CD34-は間葉系幹細胞のうち、臍帯由来と骨髄由来を中心として研究を続けています。
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